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石坂Emeat会(3)

 

 

エミートのバッヂを作って、パンフレットと一緒に配ったらおもしろいだろうなぁ〜と思い家でコツコツ作っていました。
カラフルに作ったら何となくマーブルチョコに見えてきたので(笑)
さっそく胸に付けてくださった折笠さんや参加してくれた人が胸に付けてるのを見て幸せだなぁ〜とほっこりしていました。こういう小さな事も、楽しみながらやっていきたいと思います。
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石坂Emeat会(2)

 



















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石坂Emeat会(1)

2010年11月11日、GINZA ORIKASA にて『 石坂Emeat会 』を開催しました。
就農する前から淡く思い描いていた夢がぐっと具体化したのは、銀座でレストランを経営する折笠さんが、実際に我が家の牧場に足を運んでくださり、「こんな愛情いっぱいで育てられた牛さんを扱ってみたい」という嬉しい言葉からでした。
この写真はウエルカムボードとして使用したものなんですが、ご覧の通り主役は「かっちゃん」です。石坂牛でもなければ、Emeat牛でもない。石坂牧場で私と一緒に育った、かっちゃん!!
今回ご出席頂いた方は初めての試みという事もあり、身内や日頃お世話になっている方々がほとんどだったのですが、店で最初に迎えるポスターを見て「おっ!かっちゃ〜ん!!」と気さくに挨拶して下さる姿を見て、本当に嬉しくなりました。
実は身内や日頃お世話になってる方々の中の何人かは、すでに我が家の牛さんの名前に使わせて頂いてるので、名刺交換の際に「あれ?あの牛の○○ちゃん?!」「○○さんですか?あれ?そういえば、いたな〜」という奇妙な現象が起こりました(笑)始めましてなのに、何か始めましてじゃない奇妙な感じでしょうか?
ORIKASAさんの素晴らしいシェフによって生まれ変わった「かっちゃん」は私もびっくりするくらい本当においしかったです。料理の後に聞こえてくる「美味いよ、かっちゃん!」「ん〜っ、かっちゃん!」という声に心から感動していました。
生産者の顔だけでなく、ちゃんと1頭1頭の牛さんの顔が見える会になりました。かっちゃんと一緒に育った私にとって本当に夢のような会でした。
そして育てた私しか出来ない牛さんの魅力を伝えるという事の力不足も痛感しました。今回の会が無事に終えたのは、準備でサポートしてくれた身内の方々、この会にあたりアドバイスを頂いた方々、スピーチで私の言葉足らずをフォローして下さった方々のサポート無しでは成り立たなかったと思います。本当にありがとうございました。全ての子をちゃんと送り出せるように、これからがんばりたいと思います。それから、ありがとう、かっちゃん!
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実は極度の緊張で、記憶も飛び飛びで、写真もあまり撮れませんでした。詳細は写真が揃い次第、次回アップします(汗)
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はじめまして

 

 

群馬県で和牛の畜産業を営むエミです。
この度、Emeatという個人ブランドを立ち上げる事になり、不慣れながらも日記という形で何かを伝えて行きたいと思います。
昔はもっと身近にあった畜産なのに、今は「牛飼い」という職業は消費者との距離がとぉ〜〜〜っても遠く感じると思います。未知の世界というか。
その距離がこれから時代が進むにつれ、埋まっていけばいいなぁ〜と思っていますが、何となく、生産者の顔やトレーサビリティーだけでは埋まらないような気もしています。今の私にはそれを劇的に変えるような方法も言葉も持っていませんが、このブログを通して、見てくれた人に少しでも
牛ってカワイイんだな〜 とか 牛飼いって楽しそうだな〜 とかホントにこの娘って牛が好きなんだな〜 とかとか 幸せそうだな〜 とか
そんな小さな小さな事から、伝わっていければと思います。
よろしくお願いします。
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E m e a t お 母 さ ん 牛

 












経産牛ってご存知ですか?


子牛を産んでもらうために繁殖牛として飼われた牛さんは歳をとり、子供が産めなくなると繁殖の役目を終えてお肉になります。しかし、年齢を重ねたお母さん牛は、子供を産まずに2年半ほど肥育された通常の牛さんと違って固いなどの理由で「廃用牛」なんて呼ばれて安く買いたたかれているのが現状で、飼えば飼う程に管理費がかかってしまいますので、農家もすぐに出荷したり、安い餌をあたえてただ大きくするというのが経産牛の今の実情になっています。



それは長年連れ添って良い子をたくさん産んで石坂牧場の大黒柱になってくれた母牛に申し訳ない気持ちというか、これは私が勝手に思っている事であまりうまく言葉で伝えられない部分なのですが、和牛の最大の魅力はサシや味も大切な部分ですが、牛さんに関わった土地や生産者、飲食店、召し上がった人、など牛さんに関わったみんなが幸せになって、それが循環していくところだと思っていて、そんな和の牛さんの大事な循環の部分が役目を終えたお母さん牛に関しては、うまく回ってない所がずっと寂しく感じていました。



母牛になって良い子を産んでもらうのだから、そんな母牛になるのは選ばれた絶対的に一番能力の高い牛さんで、長いときで10年以上も連れ添って物語のたくさん詰まったスペシャルで長寿というとっても希少な黒毛和牛だからです。



昔からこの事実を一部の食通の方や生産者だけが知っていて「実は深みがあって一番おいしいのは経産だ!」という話もたくさん聞いてきました。もう一度、経産牛というお母さん牛の価値を再構築したい!そうすれば、産めなくなったらすぐに出荷ではなく、最後に「美味しいお肉」をちゃんと目指して飼い直しをして、今までは繁殖牛として太らないように腹8分目で抑えてきた餌を、美味しい餌に変えてめいっぱいに「ごくろうさま!」って食べさせられて、そして美味しいお肉に変身して、誰かの幸せに繋がる。そんな、母牛としての幸せの循環をつくれる和の牛さんになれるんじゃないかと思っています。





 

 

そして、東京中野の《ツイテル》の鈴木さんとの出会いで、そのプロジェクトは実現しました。ツイテルさんは、ブームの前からドライエージングという熟成方法を真っ先に取り入れ、現在の赤身肉を広めた方で、我が家にも何度も足を運んで下さってます。ツイテル君と名付けた牛さんがすでに出荷してるほどの長い付き合いです。






 

 


そもそもドライエージングって何? という事ですが、熟成には主に2種類あって、「ウエットエージング」と「ドライエージング」に分かれます。日本では動物で唯一サシの入る遺伝子を持った和牛がいたという事もあり、そもそも肉も柔らかく、さらに今では真空パックというものが登場し、レストランが使いやすい部分肉の流通が主だって、保存期間や捨てる部分の少ない「ウエットエージング」が主流になっています。



真空パックがまだない昔は部分肉に切らないで、枝肉をそのまま吊るして寝かせるという「枝枯らし」というドライな熟成の方法もあって、その味を知ってる年配の方なんかは昔の牛肉の方が美味しかったという方もいるらしいです。






「お肉を寝かせる」事はお肉の世界ではめずらしい事ではなく、牛さんを屠畜した時に起きる「硬直」という作用を、数日間寝かせる事で「酵素」の働きで筋肉の繊維やそれを束ねるコラーゲンを分解して柔らかくなり、うまみ成分であるアミノ酸に変化させてから流通するというのが基本的なお肉の流れなのです。この「寝かせる」状態から流通するまでの間にあえて行う熟成方法が2種類あって、ウエットやドライという熟成方法に分かれていきます。






 

 

欧米では水分量の多い赤身肉が主流で、これをいかに柔らかく美味しくするかという文化があり、温度や湿度や菌や風をコントロールして、専用庫で40日以上寝かせると表面がびっしりとカビに覆われます。そして覆われる事で、腐敗を進める菌の繁殖を抑えつつタンパクや脂肪をひたすら分解していく熟成技術です。ですので、赤身の多い固いとされるお肉に高い効果を発揮してくれると思います。






 

 

つまり、お母さん牛を「再肥育」という技術で肉質を改善し、「熟成」という技術でお肉を柔らかくし、本来のスペシャルで長寿で深みのあるお母さん牛の魅力、幸せの循環を取り戻すプロジェクトです。そんなプロジェクトを進められる最大の理由はツイテルさんの理解と、1頭をまるごと買ってくれる男気があってこそなのです。




 

 

1頭にかかる費用の問題、熟成のロスの問題、肉質やカットの仕方、伝え方、などなど、お互いが1つのチームになって毎回勉強しながらお母さん牛の魅力をどうやって発揮出来るかを勉強しながらプロジェクトを進めています。








 

 

 

↑こちらは、種が付かなくなってお母さん牛の役目を終えたばかりの「草津温泉の母さん」です。15歳ですから、毛並みも悪いですね。通常はこの歳からは太りにくいし、経費がかかるので、このまま出荷します。





 

 

 

↑再肥育でおいしい肥育用の餌を与えて太らせたら、毛艶ツルツルのピカピカで若返りました。こんな変化は長年ずっと飼ってた者からすれば、幸せ以外なんでもないです!最後に元気になって、お肉になって、美味しいとだれかのパワーになる!




まずは、長年連れ添った者が感じた、この幸せな気持ち。
召し上がった方が美味しいと幸せに感じる。
それを提供したツイテルさんが幸せに感じる。
それを、私たちがまた知って、、、











そんな、お母さん牛の幸せの循環を再構築していくプロジェクトがEmeatのお母さん牛です。





幸せの循環を取り戻した本来の物語も深みの詰まった長寿でスペシャルな熟成されたエミートのお母さん牛、ぜひツイテルさんで味わって下さい!















★ ( Click )  →  Thui-teru! (facebook)  































 

 

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