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酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋 


 

 

 

酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋  の続きです。


   H24.8.25生 ♂ 血統(百合茂)×(安福久)×(平茂勝)
   ※ A5  BMS12  BCS3  ロース94 バラ9.5 枝重635kg





※今回はサシを基準にしていなかったので、正式な格付けはお願いしませんでした。上記の成績はあくまで正式な格付けではなく、ハウスグレーディング(私見)となります事をご了承下さい。




私が牧場に入って初めての12番でした。(正式な格付けではないですが)というか今の牛肉の基準で私のできる最高の成績が『酢飯屋ちゃん』でした。品評会があれば余裕で賞を狙える立派すぎる成績です。



これから若牛やエミートというサシ「だけ」が牛さんの魅力じゃないんです、もっとたっくさんあるよ!という牛肉の多様性を広めるような新しい事にチャレンジしていく上で、「逃げ」とか、本意でない所が注目されたりしない為に、従来の基準の中でも最高の成績を出せる農家があえてやるんだよという事を、証明したい!そして、そんな私達をこれまでお世話になった大切な人に目に見える恩返しがしたくて、どうしてもど〜しても「このタイミング」で出したかった、出さなきゃいけなかった今の基準での最高の成績。それが酢飯屋ちゃんでした。でもこの時は、実はまだ素直に喜べませんでした。




酢飯屋の岡田さんのランチではモモやシンタマが中心で、つまりサシよりも赤身を好んでいます。ここがセリじゃない難しさ。でも難しいけどこれをやりたいんです。岡田さんに今回の牛さんの成績を緊張しながら報告しました。




「親父さんが出荷の時に、こんないい牛見た事無いと言っていて、社交辞令を含んだ言葉だと思った自分が恥ずかしいです。本当に素晴らしい牛さんだったのですね!脂質にこだわってサシの有無は1つの個性、それがエミートですよね、今の評価で最高のものが出来たって事は、それだけ能力を発揮させたって事ですから、大丈夫です、素直に喜んでやって下さい」





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前の日記にも書いた通り、牛飼いや料理人であっても「お肉」に対しては素人同然の私達には、高級で量が多く部位ごとに用途の違う生鮮食品という課題に、さらに「最高級の牛さん」というのがまた1つ加わりました。正直、その責任で身体的にも精神的にもかなりキツくのしかかって来た時期がありました。でも、また奇跡が起こったのです。



出荷の2ヶ月前に若牛プロジェクトの会議に参加させて頂いた時に、その会議の後に食事をしたのですが、その小さな食事でお会いしたのが長野県の(株)フレッシュミート佐久平さんの近藤社長でした。


その席で、今の現状や、やりたい夢を話すと、時間があったら長野に見学に来てよ、と言って頂いたので、お肉の事を知りたい私はすぐに連絡を取って行きました。







正直、お肉の加工現場というのはとても怖いイメージがありました。それはセリで買って頂く相手だからなのか、知識の無いものが行っていいのか?とか、職人の世界で部外者が行って邪魔にならないのか?などいろいろ考えましたが、ここは素直に勉強するつもりで行こうと伺いました。


そして、と畜場や冷蔵庫やカット場、検査場、加工場を近藤社長自らが案内して頂きました。そしてびっくりしました。



「こんにちわ〜」「よう、がんばってる?」「もちろんですよ〜」



みんなもの凄く明るいんです。マスクの奥に垣間見える笑顔、みんな仕事が楽しそう!




「閉ざして良い事なんて1つもないでしょ?見られる事で意識も高まるし、どんどん見にきてよ!」お肉の加工現場に対して変なイメージを持っていた私を恨みました。





この人達にうちの牛さんを扱って欲しい!




今のエミートのやりたい事、その為の課題を必死に説明しました。見学させて頂いて、衛生管理や検査設備や職人技術に圧倒され、これは自分でやろうとすればとんでもない事だと痛感したのも事実です。



「これからの他のミートセンターとの差別化にもなるし、社員の刺激にもなるし、何より面白そうだね、新しいチャレンジとしてやってみよう!」と言って下さいました。





 

 

 

それから、時間を見つけては何度も通って、どんな方法がベストかを話合いました。これまでの部位ごとの大ざっぱなカットではなく、ステーキ用や焼肉用など、お肉の専門的な料理人以外でも包丁で扱える段階までのぐり剥き状態でのブロック加工、スジが複雑な部分はスライス、切り落とし、そして端材はミンチ、とにかくロスを出さない設計、そして生鮮食品という一番の問題をクリアする為に最新技術のショックフリーズ瞬間冷凍し、-60℃での冷凍保存をしていく。ここまで決まった時、何ヶ月ぶりかにやっとぐっすり眠れました。















もちろんカット時には立ち会わせて頂きました。
その道30年の職人さんも、包丁を入れる度に「ホレ、すごいだろ?」と言ってまるで自分の育てた牛さんのように自慢げに私に断面を魅せてくれます。このチームの一体感、そして牛さんはブランドじゃ括れない1頭1頭違うんだと言う事に昔から当たり前のように向き合ってる職人技に心底魅せられました。全く新しい取り組みとして、通常は1頭捌く時間の4倍もの時間をかけてデータを取りながら新しいライン、人員の配置という事を『酢飯屋ちゃん』の為に作って頂きました。



都市部ではレストランが増えていますが、お肉を扱えるシェフはお店に1人で、お店の中のシェフのレベルも様々だから、なかなか慣れ親しんだ部位しか扱えない、だから1つの部位に需要が重なってしまうなんて話も聞きました。



(株)フレッシュミート佐久平さんのようなお肉を扱うプロの協力の元、これまで商品化まで遠かった生産者と、今回のお寿司屋さんのようにお肉とは縁の遠かったお店がお肉で初めて繋がる事で、今までに無かった創造や、気づき、そして何よりもお肉が召し上がる方々に牛さんのお肉がもっと身近なものになると思っています。




『酢飯屋ちゃん』の芸術的な綺麗なお肉、そして今まで知らなかった職人さんの世界、佐久さんの心意気、そして牛飼いをやってきて初めて、1つの牛さんに関わった全ての人達の顔を知ってるという事が実現できて、それは育てた者として本当に幸せで、長野から群馬への帰りの道中、事故りそうなほど涙しました。








そして後日、なんと(株)フレッシュミート佐久平さんがわざわざ牧場に来て頂けました。もちろん我が家の『フレッシュ佐久ちゃん』ともご対面です。育てる私達、餌屋さん、薬屋さん、獣医さん、料理人、そして扱う方々、書面やメールや電話ではなく、実際に顔を合わせて牧場や牛さんを通して繋がって、新しい取り組みにチャレンジし、信頼関係を築いて牛さんのお肉を召し上がる方に届ける。





この場を借りて、『酢飯屋ちゃん』に関わってくれた岡田さん、餌屋さん、松本大策先生、中植さん、フレッシュミート佐久平の近藤さん、井田さん、皆さん、運送屋のおっちゃん、本当に本当にありがとうございました。





さぁ、いよいよ『酢飯屋ちゃん』のお披露目です!





           酢飯屋×Emeat×酢飯屋 につづく















 

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酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋 




 

 

 

酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋  の続きです。



今日は酢飯屋ちゃんがいよいよ出荷の日です。
お忙しい中、酢飯屋ちゃんの出荷に合わせて1年半ぶりに岡田ファミリーがはるばる牧場に来てくれました。



岡田さんの次男の千歳君と『千歳』の再会風景が、まるで結くんが初めて我が家の牛の「ゆい」にあった時の様に怖くて泣いていた時を思い出して、微笑ましい光景だったのですが、では5歳になった結くんの方はどうでしょうか?






 

 

2010年の『ゆい』×『ゆい』




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2015年





3歳の頃は近寄るだけで精一杯だった結くんは「ゆい」にワラをあげれるまでになりました!どんな気持ちなのか、どんな事を思うのか、将来が楽しみです。









そして始まった子供達のワラやり大会。
そんな中、牛さんにもヤギにも距離を取る事がない息子の熟練した牛飼いっぷり(笑)





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そしていよいよ酢飯屋ちゃんの出荷となりました。
ぜひやって欲しかった酢飯屋ちゃんの出荷前のブラッシング。


この酢飯屋ちゃんは、本当に最高の牛さんでした。もちろん出荷前の体型や形なんて歴代最高でしたが、何よりも性格が最高だったのです。もちろん私は物言わぬ相手に気持ちが分かるとは言えないのですが、この子は絶対にストレスを感じていないとハッキリ分かる牛さんでした。♀の牛さんのお尻を枕にして餌屋さんがエサをタンクに入れるゴーという音と間違うほどの大きなイビキ、でも私が見えるとどんなに気持ちよく寝てても起きて近寄ってきました。そしてブラッシングしてあげると気持ち良さそうにぴたっと石の様に全く動かなくなる可愛い子だったので、ぜひ岡田さんと一緒にブラッシングしたかったのです。




「温ったかいな〜、この体温は絶対に忘れられない」




毎月冊子を通して成長を見守った岡田さんは出荷日が決まった時から、どこかソワソワしてしまって、今日も相当な覚悟で来られたようです。まるで私みたい(笑)






 

 

どんなに大人しい牛さんでも、何があるか分からないので子供なんて絶対に牛さんを繋いでない所には入れないのですが、この子はブラッシング中には何があっても動かないと知っていたので、最新の注意を払って体験させました。









そして、トラックに乗せ、出発先へみんなで移動しました。









なにか岡田さん夫婦の背中が、嫁に送り出した後のようで、なにかを確認しながら、支え合ってトラックの出発地まで歩いているのを見て、いろいろと考えました。本来、こういうものはお涙頂戴の食育として表に出るだけのもので、私達は牛さんを
幸せに楽しく飼ったのだから、こういう出荷のような事は全て育てた私達が背負って、楽しくニコニコ食べて欲しいという想いがあります。名前の付いた牛さんのお肉という事をやってはいても、そのバランスは常に頭にしっかりと置いてやってきました。はたして岡田さんにここまで踏み込んでもらって良かったのか?







 

 

トラックが出発し、涙を拭った岡田さんが無言で握手を求めてきました。
私も涙は出ましたが、予想したほど泣き崩れるような事はなかったのでした。



「すごいっすね、これを毎回やってるなんて本当に尊敬します、でも、これ、喜怒哀楽で簡単に表せる感情じゃないっすね、悲しいなんて言葉だと収まらない、なにか背筋が伸びる様な、魂が沸き立つような、なんというか、言葉にならない」




瞬間的な理屈じゃない所から涙は出ますが、それはほんの一瞬なんです。その後には背筋が伸びるような感覚なのです。まだまだこれからの牛さんはたくさん待っているし、酢飯屋ちゃんの為にやるべき事はまだまだたくさん残っているからです。おそらくトラックに乗せて終わりの昔だったなら名前を付けた事を悲しくて後悔してたと思いますが、今は寂しさはあっても悲しいや後悔なんて全く思いません。




お涙頂戴の食育で、召し上がる前に「いただきます」を言って欲しいんじゃなくて、言葉というツールを使うと不便で伝わらないこの感覚を「料理」という言葉じゃないもので伝えて、美味しくて元気になる事を体感させ、食べ終わった後にどうしても「ごちそうさまでした、美味しくいただきました」と言いたくなる様なものをお肉や情報を通して伝えていきたい!そんな気持ちを岡田さんと共有できた事は本当に幸せでした。










さぁ、みんなで凧を上げて、勝負はまだまだここからです!





             酢飯屋×Emeat×酢飯屋  につづく















 

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酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋 



 

 

酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋  の続きです。



酢飯屋さんが寿司に収まらなくなったホンモノを提供したいという事と、予約制や紹介制だと地元と関われないという事もあって、常にお昼にやっているsuido cafe さんのランチに毎月 Emeat が登場するようになったのです。


suido cafe さんでの Emeat のステーキランチは即完売キャンセル待ちの大好評になりました。その秘密は岡田さんが話していたおいしくなる魔法のかけかたにあるのかもしれません。




穫る人、作る人、使う器、そしてその関係性を知ってる人が食べる事で素材のおいしさは100倍になる。



それはむかしではあたりまえの事で、誰でもできそうだけど、今の時代では全く新しい流通のしくみや、実際に顔を合わせた信頼関係があるからこそできる事だと思います。ましてや鮮度がなによりのお寿司でそれをやっているのが凄いところで、そんな岡田さんが扱うお肉っていったいどんな事になってるんだろう?という信頼に裏付けされた期待みたいな事が好評を得ている理由だと思います。








酢飯屋ちゃんも大きくなりました。
その成長は毎月ランチで提供する牛さんの冊子で毎月報告していましたので、Emeatを召し上がった方は酢飯屋ちゃんという牛さんがいるという事は知っていると思います。




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酢飯屋ちゃんが大きくなるにつれて、私の期待と心配は膨らんでいきます。これから真剣に進めていきたい若牛プロジェクト、そして今回の酢飯屋ちゃんの様なEmeatの理想型、それらの目的は牛肉の多様性を広げて、新しい価値を作って、これからもっと幸せな牛飼いをする為です。ただ新しい牛さんや牛肉を作るというだけでなく、流通を含めた新しい価値を作るという取り組みですので、今の既存の流通システムに乗っかってる限り実現は難しいです。今後の為にも市場流通というスタイルではなく、自分で牛さんの価格を決めて売るという段階に来ていると感じました。
 

 

 








国の方も農家が販売までやる6次化を進めています。


でも、実際問題そんなに甘くはないですよね。それが出来たらとっくにやっています。お肉をカットする為の熟練した技術、資格、お肉は特に高い機械設備、保存設備、場所、端材などのロス対策、生鮮食品として期間内に営業する事、クレーム処理、そして経営者としてのノウハウetc...これらの事に「300kgの部位ごとに用途が違う生鮮食品というお肉での」という事が付いて来ます。起きている間は常に牛さんの事をしたり考えたり、身内の冠婚葬祭も交代制で切り抜ける牛飼いの私達に出来るでしょうか?そして、提供する相手も熟練した焼肉屋さんではありません。



お肉の学校に入って、お肉屋さんで修行しつつ、国の事業も勉強しながら環境を整え、、、どうやっても間に合いません。



そもそも、なんでこんなにお肉の事を牛さんを育てた私は知らないんだろう?この部位がこういう性質で、どこにどんな料理に適してて、こうだからこの値段で!とか実は全く知りません。そもそも枝肉のセリで付いた値段で今月は高いとか安いとかって生産者の私が感じるのって相場とかサシの有無とかの基準でしか知りません。消費者とのギャップがあるサシ基準のセリをいつかは抜け出して相対取引で!なんて夢の様に漠然と思って目指していたけど、実際は育てた自分が相場とかサシの有無とかの基準でしか牛さんの価値を分かってなんじゃないか?いつも注目されるのは生産者と提供する側ばかりだけど、私達はその間のお肉屋さんの事を知らなすぎるんじゃないのか?



そこに気づいた時はとてもショックでした。
でも、それが今更でも、気付けた事は財産になります!正直、甘かったです!と言って諦めるのは簡単ですが、諦めずにとにかく動けるだけ動いてみました。だって酢飯屋ちゃんを酢飯屋で!って絶対やりたいから!!






そして、月日は経ち、いよいよ出荷の日を迎えました。



             酢飯屋×Emeat×酢飯屋  につづく



















 

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酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋 







夢は大学生の頃から、そして実際に個人ブランドをやってみよう!そう思って5年、まだまだ夢への途中ですが、Emeat のいま出来る1つの理想型が始まります!


 
  『 酢飯屋 × Emeat × 酢飯屋 』




簡単に書くとたったこれだけのシンプルな事です。もう少し詳しく書くと、「酢飯屋」ちゃんという牛さんが、「酢飯屋」さんで活躍します。




書いてみるとたったこれだけのシンプルな事が、このシンプルじゃない世の中で特に「牛肉」という中でどれほどの奇跡な事なのか、詳しい方は分かってくれるかと思います。小さな家族経営という牧場の中での1つの取り組みとして、どこまで牛飼いを楽しめるか?その楽しい幸せな事を召し上がる方まで届けて循環したい。大好きな和の牛さんだから。シンプルな事だけど、とても時間のかかる複雑な事でしたので説明が長くなると思いますが、これから書いていこうと思います。





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2010年、農大の頃に思い描いていた私のやりたい牛飼いでの夢は常に片隅にあったけど、現場に入って厳しさに打ちのめされ、忙しさに追われ、余裕もなく、出荷の時が辛過ぎるのでこの時期は牛さんに名前を付けるのも止めていました。余裕のない私は牛さんではなく数字しか見えてませんでした。そんな時に旦那と結婚し、非農家だった旦那が牧場に入りました。



「自分ちの牛を食べれないの?なんで?じゃあ何を目指して試行錯誤するの?」

 

 

 

「じゃあ牛はみんな同じ味って事?血統って事?産地って事?エサ?なんで?」



業界の知識のない旦那から飛んでくる「なんで?」に必死で答えていましたが、最後は逃げるように「お肉はそういうものなの!」と答えていました。答えてはみたものの、ずっと片隅にあったものが膨らんできました。・・・お肉はそういうものなの?




そして就農する前に畜産試験場で勉強してた時の恩師に「お前は恵美だから、肉のミートと合わせてエミートってブランドにしろ」と言われた事を思い出し、個人ブランドを自分のペースで始めてみようとました。




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そんな時、妹の知人の料理人が牧場に家族で遊びに来るという事が起こりました。牧場始まって以来の料理人が来るという事にとても緊張していました。そこで牧場に訪れたのが、寿司の伝道師である岡田大介さんでした。






寿司、割烹、懐石料理などについて基礎から修行を積み、2004年に独立して東京都文京区江戸川橋駅近くにて、完全紹介、完全予約制の寿司屋『酢飯屋』を設立。寿司屋、完全紹介、完全予約制。言葉にすると敷居の高い感じがするのですが、そもそも岡田さんは一から江戸前寿司を修行しながら「楽しく笑いながら食べた方が美味しいはず」という事でカウンターの前に黙って寿司を握るのではなく、一人一人に気持ちを込めるために完全紹介、完全予約制のスタイルにしたのでした。そして自分が感じるホンモノを求めて日本各地の食材や道具や器の現場に行って五感で感じた事を握る。そして寿司に収まらなくなったホンモノをカフェギャラリー企画自社製品で提供しています。理由は心を満たすものを作りたいから。


 

 

 






牧場を案内したり、夢を語ったり、岡田さんはお寿司屋さんなので「いつかエミート扱って下さい」とは私達も全然考えておらず、料理人としての意見や食に関わる者としての話で盛り上がりました。そしてまだ赤ちゃんで抱っこされていた岡田さんの息子さんの『 結 -ゆい- 』君の名前を頂いて、産まれた子牛に『ゆい』と名付けました。




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月日は経ち、牛の『ゆい』も大きくなり、たまたま素晴らしい牛さんでしたので、お母さん牛として育っていました。そんな『ゆい』が無事に1産目を終え、その子には岡田さんのお店の名前『酢飯屋』と名付けました。






節目とかでたまに岡田さんに『ゆい』や『酢飯屋』の報告をしたりしながら、どうやったらエミートとして一般流通できるかを必死に探っていました。牧場に入った当時は無垢な質問をしていた旦那も、エミートの営業をする為に必要な自分の育てた牛さんの試食品のお肉すらなかなか買い戻せないお肉の流通の難しさに頭を抱えていました。



それでも諦めず、協力してくれるお肉屋さんを探しまくって、数年経ってとうとう流通が可能になりました。その頃には『ゆい』は2産目を終え、『酢飯屋ちゃん』も大きくなってました。




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2013年、岡田さん一家が3年ぶりに牧場に遊びにきて下さいました。みんな3年分だけしっかり大きくなって、新しいメンバーもいます。子供達が増えワイワイと楽しい時間が過ぎると、岡田さんは真剣な顔で、



「この酢飯屋ちゃん、これは自分がやらないと、ウソですね!」




そうですね〜もし実現出来たら最高ですね〜と、答えた私達にはその返答にどこか熱がありませんでした。それは牛肉の流通の複雑さをこの5年で嫌ってほど知っていたからでした。






一般的にお肉が届くまで、2回のセリというものがある中で、お店の名前の牛さんが実際にお店に届く確率なんて無理に近いです。一貫経営というスタイルで子牛市場でのセリを回避してるのがエミートの利点で、お肉屋さんに選ばれた牛さんの事を伝えて行くのがエミートですが、お肉屋さんに指定した1頭の牛さんを買って頂くというのは全然違う話になります。

 

 

 

現在は幸運にも協力してくれるお肉屋さんがいて、4頭出荷してその中のお肉屋さんが気に入った2頭を毎月セリで買って頂いてエミートの流通が可能になっているのが現状で、肉質を見て、セリをするお肉屋さんには名前がどうのこうのなんて通用しません。1つのお店がこの牛を競り勝って欲しいとお肉屋さんに言っても、1頭から300kg位のお肉のうちに1つや2つ程度のブロック消費が限界のお店の為に、お肉屋さんは動けないからです。ましてや、この『 酢飯屋 ちゃん』は血統的にも資質が素晴らしすぎるので、サシが多いと思いますので、今の得意先のお肉屋さんのスタイルに合わないので、おそらく不可能だと、正直な事を説明しました。





「 なるほど、私が酢飯屋ちゃんを1頭まるっと買えば可能なんですね! 」







・・・お寿司屋さんですよね?




「もちろん、お肉は素人です。出荷時期はいつですか?今からお肉の扱いには慣れておきたいので、カフェでエミートを扱っていきます。お互い勉強したり情報交換したりしていきましょう。考えが甘いかもしれませんが、寿司職人であり料理人ですので、これは自分がなんとしてもやらないといけないと、牛を見て思いました。」





1つの店舗が牛さん1頭をまるっと買う。熟練された技術を持つ焼肉屋さんが初めてできる牛1頭買い。そんな事を「牛飼い」「寿司職人」ではあっても「牛肉」に対しては全くの素人の私達がやりたいからといって実現出来るのだろうか?高価で量の大きい生鮮食品、なによりも思い入れが強い分だけ牛さんの本来の能力は引き出さなければならないので、安易に自分たちでやる事によって起こるロスなんて絶対あってはいけない。出荷時期の迫る中、不安が尽きないのですがもう迷いはありません。




実現出来たら最高ですね。





2度目のその返答にはしっかりとメラメラと熱が入っています。











             酢飯屋×Emeat×酢飯屋 につづく











 

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s u i d o c a f e  ×  エ ル メ ス

 

 

 


suido cafe さんにてエミートを使用したランチが始まります。






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suido cafe    本日のランチ

 



12/27(土)と 12/29(月)のランチメニューです。

 ※12/28(日)のランチ・カフェは貸切営業となっております。
  年内は29日まで、新年は7日(水)より営業させていただきます。
  ご理解よろしくお願いいたします。

 愀嫁聾 渋川市 石坂牧場の恵美さんが育てた牛さんのステーキ』 
                                                         ¥2,500(税別)






内モモ肉、シンタマの限定での仕入れのため、素材が無くなり次第終了となります。
予約必須ですっ!






suido cafeについて



( Click! ) →  http://www.sumeshiya.com/cafe


日本全国の特産品を使ったお料理や
郷土料理、郷土寿司を中心としたランチと、
様々な作家によって作られたスイーツや器が楽しめるカフェです。

営業時間

年中無休
11時30分〜13時30分 ランチタイム
13時30分〜17時00分 カフェタイム

※年中無休で営業してはおりますが、
 貸切り予約やイベントなどの場合、
 ランチ、カフェはお休みさせていただくこともございます。
 ご覧のサイトかお電話ににてご確認下さいませ。

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岡田さんとの出会いは4年前、Emeat という個人ブランドがまだ夢だった頃に牧場に遊びに来て頂いた初めての料理人が岡田さんでした。

 

 

その後も牧場に遊びに来て下さり、日記に登場した寿司の伝道師である岡田さんが文京区水道で経営するランチやカフェを提供する『suido cafe』です。夜になると完全予約制の『酢飯屋』さんになります。





おかげさまで大好評の suido cafe さんでの Emeat のステーキランチ。その秘密は岡田さんが話していたおいしくなる魔法のかけかたにあるのかもしれません。



穫る人、作る人、使う器、そしてその関係性を知ってる人が食べる事で素材のおいしさは100倍になる。



それはむかしではあたりまえの事で、誰でもできそうだけど、今の時代では全く新しい流通のしくみや、実際に顔を合わせた信頼関係があるからこそできる事だと思います。ましてや鮮度がなによりのお寿司でそれをやっているのが凄いところで、そんな岡田さんが扱うお肉っていったいどんな事になってるんだろう?という信頼に裏付けされた期待みたいな事が好評を得ている理由だと思います。


そして実際に今回はどんな子で、どんな感じだろうと、毎回誰よりも楽しんでる岡田さんの料理、こっちだって楽しみすぎます!




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さて、今回の子は

 

 




               『 エ ル メ ス 』ちゃんです。


                  H24.6.21 生まれの男の子。
      血統:(第2平茂勝)×(勝忠平)×(北国7の8)




なにやら高級感あふれるそのお名前の由来は、我が家の大黒柱だった『白50』という偉大な母牛がいたのです。その『白50』がいたから私は大学に行けて今の牧場がある長い牧場の歴史の中でそんな牛さんがいました。




『白50』の物語はこちらです →  ( Click! ) Emeatにっき 白50




その偉大な『白50』の血を受け継いで母牛になってくれた牛さんが我が家にはいて、その血を受け継いだ子には敬意を込めてブランドの名前を付けています。これまで『シャネル』や『ヴィットン』、『ティファニー』という牛さんがいたのですが、能力が高くたくさんサシが入るので、セリ落とせなかったり、母牛になったりと、なかなかEmeatとして登場する機会がなかったのですが、1年の締めくくりにいよいよエルメスが登場します!
 

 

 


能力だけでなく、性格や白50の遺伝力も凄まじく、どんな大きな種を付けたって産まれてくるのは白50そのもの。1年の締めくくりに相応しい石坂牧場が集約されたエルメスをぜひ楽しんで下さい!

 

 


そして、岡田さんの料理、付け合わせの食材、うつわ、全て魂が乗っかったまま、皆様の前に届きます!





ぜひ、  s u i d o    c a f e でエルメスを楽しんでみて下さい。






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suido cafe のステーキランチでけでなく、酢飯屋さんでもにぎりとしてエルメスは活躍してくれていますが、来年1月にとうとう我が家の『酢飯屋』くんが出荷を迎えます。こちらも動き始めていますので、ご期待下さい。




















 

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s u i d o c a f e  ×  大 福

 

 

 


suido cafe さんにてエミートを使用したランチが始まります。






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suido cafe    本日のランチ

 



12/10(水)からのランチメニューは

 愀嫁聾 渋川市 石坂牧場の恵美さんが育てた牛さんのステーキ』 
                                                         ¥2,500(税別)






内モモ肉、シンタマの限定での仕入れのため、素材が無くなり次第終了となります。
予約必須ですっ!






suido cafeについて



( Click! ) →  http://www.sumeshiya.com/cafe


日本全国の特産品を使ったお料理や
郷土料理、郷土寿司を中心としたランチと、
様々な作家によって作られたスイーツや器が楽しめるカフェです。

営業時間

年中無休
11時30分〜13時30分 ランチタイム
13時30分〜17時00分 カフェタイム

※年中無休で営業してはおりますが、
 貸切り予約やイベントなどの場合、
 ランチ、カフェはお休みさせていただくこともございます。
 ご覧のサイトかお電話ににてご確認下さいませ。

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岡田さんとの出会いは4年前、Emeat という個人ブランドがまだ夢だった頃に牧場に遊びに来て頂いた初めての料理人が岡田さんでした。

 

 

その後も牧場に遊びに来て下さり、日記に登場した寿司の伝道師である岡田さんが文京区水道で経営するランチやカフェを提供する『suido cafe』です。夜になると完全予約制の『酢飯屋』さんになります。





おかげさまで大好評の suido cafe さんでの Emeat のステーキランチ。その秘密は岡田さんが話していたおいしくなる魔法のかけかたにあるのかもしれません。



穫る人、作る人、使う器、そしてその関係性を知ってる人が食べる事で素材のおいしさは100倍になる。



それはむかしではあたりまえの事で、誰でもできそうだけど、今の時代では全く新しい流通のしくみや、実際に顔を合わせた信頼関係があるからこそできる事だと思います。ましてや鮮度がなによりのお寿司でそれをやっているのが凄いところで、そんな岡田さんが扱うお肉っていったいどんな事になってるんだろう?という信頼に裏付けされた期待みたいな事が好評を得ている理由だと思います。

 

 

そして実際に今回はどんな子で、どんな感じだろうと、毎回誰よりも楽しんでる岡田さんの料理、こっちだって楽しみすぎます!




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さて、今回の子は

 




            『 大 福 』ちゃんです。


          H24.5.30 生まれの男の子。
  血統:(百合茂)×(平茂勝)×(北国7の8)




我が家の牛さんの名前はどうしても食べ物の名前が多いのですが(笑)この『大福』ちゃんの名前の由来は、母牛が旦那のお父さんの愛称からとった『くにちゃん』という名前で、その『くにちゃん』が最初に産んだ子に溺愛する孫の名前『安ちゃん』と名付けたところから始まりました。で、次に『くにちゃん』が産んだ子はどんな名前にしようかと考えた時に、最初が『安ちゃん』だから、これから『くにちゃん』が産んだ子は私の大大大好きな〈あんこ〉シリーズにしよう!と決めたのでした。我が家の名前はこんなグダグダな感じで決まったりします(笑)



そして〈あんこ〉達は順調に増え、『大福』を筆頭に『ようかん』や『おはぎ』も順調に育っています。こうやって母牛を基準にシリーズ化すると名前だけで、血統や病歴や癖や性格も瞬時に辿れていろいろ書いてある紙なんて見なくても思い出すんです!なにより美味しそうな大好きな単語があるだけで、自然に目がいっちゃう(笑)!牛さんって気が小さく繊細なのに喋らなくて我慢強いから、とにかく見るって事がなにより凄く重要なんです。



そんな大福ちゃんは一切病気をせずに健康的に育ち、理想的な俵のような体型になりました!和牛特有の甘みで皆さんをとろけるような幸せに包んでくれると確信してます。どんな理由で付けたって名は体を表しますよ!



そして、岡田さんの料理、付け合わせの食材、うつわ、全て魂が乗っかったまま、皆様の前に届きます!





ぜひ、  s u i d o    c a f e で大福を楽しんでみて下さい。






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suido cafe のステーキランチでけでなく、酢飯屋さんでもにぎりとして大福は活躍してくれていますが、来年1月にとうとう我が家の『酢飯屋』くんが出荷を迎えます。こちらも動き始めていますので、ご期待下さい。





















 

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s u i d o c a f e  ×  梅 し ゃ ん

 

 

 

 

 


suido cafe さんにてエミートを使用したランチが始まります。






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suido cafe    本日のランチ

 



10/2(水)からのランチメニューは

 愀嫁聾 渋川市 石坂牧場の恵美さんが育てた牛さんのステーキ』 
                                                         ¥2,000(税別)






内モモ肉、シンタマの限定での仕入れのため、素材が無くなり次第終了となります。






suido cafeについて



( Click! ) →  http://www.sumeshiya.com/cafe


日本全国の特産品を使ったお料理や
郷土料理、郷土寿司を中心としたランチと、
様々な作家によって作られたスイーツや器が楽しめるカフェです。

営業時間

年中無休
11時30分〜13時30分 ランチタイム
13時30分〜17時00分 カフェタイム

※年中無休で営業してはおりますが、
 貸切り予約やイベントなどの場合、
 ランチ、カフェはお休みさせていただくこともございます。
 ご覧のサイトかお電話ににてご確認下さいませ。

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岡田さんとの出会いは3年前、Emeat という個人ブランドがまだ夢だった頃に牧場に遊びに来て頂いた初めての料理人が岡田さんでした。

 

 

その後も牧場に遊びに来て下さり、日記に登場した寿司の伝道師である岡田さんが文京区水道で経営するランチやカフェを提供する『suido cafe』です。夜になると完全予約制の『酢飯屋』さんになります。





おかげさまで大好評の suido cafe さんでの Emeat のステーキランチ。その秘密は岡田さんが話していたおいしくなる魔法のかけかたにあるのかもしれません。



穫る人、作る人、使う器、そしてその関係性を知ってる人が食べる事で素材のおいしさは100倍になる。



それはむかしではあたりまえの事で、誰でもできそうだけど、今の時代では全く新しい流通のしくみや、実際に顔を合わせた信頼関係があるからこそできる事だと思います。ましてや鮮度がなによりのお寿司でそれをやっているのが凄いところで、そんな岡田さんが扱うお肉っていったいどんな事になってるんだろう?という信頼に裏付けされた期待みたいな事が好評を得ている理由だと思います。


そして実際に今回はどんな子で、どんな感じだろうと、毎回誰よりも楽しんでる岡田さんの料理、こっちだって楽しみすぎます!




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さて、今回の子は

 




               『 梅 し ゃ ん 』です。


            H24.4.20 生まれの男の子。
   血統:(菊福秀)×(平茂勝)×(北国7の8)




この子が生まれた頃に放送していたNHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」が名前の由来なのですが、この子は母親ゆずりでとにかく生まれた時から繊細な子でした。繊細というのは良い面もあり、とても可愛く感じるのですが、いっぽうではその分ストレスを感じやすい性格という事ですので、他の子よりも特別に神経を尖らせて日々向き合っていました。それは「梅ちゃん」よりも「梅しゃん」の方が呼ばれた時に響き的に気持ちがいいんではないか?というレベルまでです(笑)



『梅しゃん』は気を使った分だけするすると大きくなり、結果的には群では一番大きくなり、能力も群で一番発揮してくれました!



そして、岡田さんの料理、付け合わせの食材、うつわ、全て魂が乗っかったまま、皆様の前に届きます!繊細でストレスを感じやすいような危うい性格に生まれても、育てた私たち、扱う方々、料理する岡田さん、同じく繊細な器、料理を運ぶ人、みんながそれを理解して届いたお肉は、性格そのまんまに抜群の繊細な味で召し上がった方に力を与えてくれるんじゃないかなと確信しています。





 

 

 

そして先月に suido cafe さんで大活躍した『鯉のぼり』も、その名前にちなんだ「鯉のぼり」というテーマでお酒とお醤油を使って黒毛和牛ジャーキーとなってsuido cafe さんで購入する事ができます。毎回、牛さんや原料を変えてますので、この味は今だけの数量限定となります。

 

 

帰ってからもエミートを楽しみたい!という方、お土産にいかがですか?






ぜひ、  s u i d o    c a f e で梅しゃんを楽しんでみて下さい。






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【念願の suido cafe さんに行ってきました。】



息子がいるので、なかなか suido cafe さんに行けずに、いつも旦那に任せていたのですが、時間が出来たのでやっと念願のステーキランチを食べる事が出来たんです!メンバーは石坂3姉妹で行ってきました(笑)




 

 

料理を運んで来てくれたのは、我が家でもおなじみ『がんばれ!大山くん』です!我が家にも牛さんでいるのででが、牛さんは3〜4ヶ月令で一番ストレスのかかる時期ですが、大山くんは大丈夫かな?とか牧場で勝手に考えちゃいます(笑)他人とは思えない感じで、笑顔がとっても素敵でした。がんばれ!大山くんっ。






 

 

 

そして、運ばれてきた『ゆーちゃん』(8月はゆーちゃんでした)まずは、盛りつけの奇麗さにびっくりしました。削ぎ落とすという事で本来のうまみを出すという寿司職人ならではのお肉の扱い方!盛りつけや料理の仕方など、本当に美味しくて感動しました。



食べながらパワーが出てくる感覚は、ストーリーがあっての「いただきます」ではなく、食べながら「頂いてる」感覚が体で感じるような不思議な体験でした!儀礼的な「ごちそうさま」ではなく、自然に「いただきました!」と食べ終わった後に言いたくなるようなそんな感覚でした。

 

 

 

頑張って育てて良かったと生産者として本当に幸せな体験でした。





 

 

産後間もない妹も、赤ちゃんを抱きながらもりもり食べていました。ゆーちゃんパワーが姪っ子まで行くのを見るのも嬉しい感覚でした。






 

 

ランチのレギュラーメニューのカレーも頂いたのですが、騙されるほどに柔らかくとっても美味しかったです!さすがレギュラーを張ってるだけの美味しさでした。










子供連れで賑やかな3姉妹の訪問でしたが、本来は寿司屋さんという垣根なんか一切なく、牧場の3姉妹が育てた牛さんに魔法をかけて、最高のおもてなしをして頂いたような本当に素敵なランチで、私たちに鯉のぼり以上に大きなものを上げてもらった気分でした。ありがとうございました。



















 

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s u i d o c a f e  ×  鯉 の ぼ り

 

 

 

 

 


suido cafe さんにてエミートを使用したランチが始まります。






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suido cafe    本日のランチ

 



9/8(月)からのランチメニューは

 愀嫁聾 渋川市 石坂牧場の恵美さんが育てた牛さんのステーキ』 
                                                         ¥2,000(税別)






内モモ肉限定での仕入れのため、素材が無くなり次第終了となります。






suido cafeについて



( Click! ) →  http://www.sumeshiya.com/cafe


日本全国の特産品を使ったお料理や
郷土料理、郷土寿司を中心としたランチと、
様々な作家によって作られたスイーツや器が楽しめるカフェです。

営業時間

年中無休
11時30分〜13時30分 ランチタイム
13時30分〜17時00分 カフェタイム

※年中無休で営業してはおりますが、
 貸切り予約やイベントなどの場合、
 ランチ、カフェはお休みさせていただくこともございます。
 ご覧のサイトかお電話ににてご確認下さいませ。

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岡田さんとの出会いは3年前、Emeat という個人ブランドがまだ夢だった頃に牧場に遊びに来て頂いた初めての料理人が岡田さんでした。

 

 

その後も牧場に遊びに来て下さり、日記に登場した寿司の伝道師である岡田さんが文京区水道で経営するランチやカフェを提供する『suido cafe』です。夜になると完全予約制の『酢飯屋』さんになります。





おかげさまで大好評の suido cafe さんでの Emeat のステーキランチ。その秘密は岡田さんが話していたおいしくなる魔法のかけかたにあるのかもしれません。



穫る人、作る人、使う器、そしてその関係性を知ってる人が食べる事で素材のおいしさは100倍になる。



それはむかしではあたりまえの事で、誰でもできそうだけど、今の時代では全く新しい流通のしくみや、実際に顔を合わせた信頼関係があるからこそできる事だと思います。ましてや鮮度がなによりのお寿司でそれをやっているのが凄いところで、そんな岡田さんが扱うお肉っていったいどんな事になってるんだろう?という信頼に裏付けされた期待みたいな事が好評を得ている理由だと思います。

 

 

そして実際に今回はどんな子で、どんな感じだろうと、毎回誰よりも楽しんでる岡田さんの料理、こっちだって楽しみすぎます!




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さて、今回の子は

 




               『 鯉 の ぼ り 』です。


        H24.4.20 生まれの男の子。
   血統:(平茂勝)×(美津照)×(紋次郎)




単純だからこそ、インパクトがある名前の『鯉のぼり』通称『のぼりん』は、牧場に来て頂いた方にすぐに目が止まり、たくさんの方に覚えてもらった牧場のアイドル的な存在でした。メスの多い群の中にいたせいもあってか、大きい体で本当に群のアイドルのようにすくすく大きく育ってくれました。



名前の由来は鯉のぼりが上がったから。と、文章で書くのは簡単なのですが、我が家にとっては特別なものだったのです!だって石坂牧場は3姉妹だったので(笑)今となっては3姉妹で良かったのですが、農家、牧場、跡取り的にはなにか、う〜む。だったはずの3姉妹!今は私が牧場を継いで、そして念願の息子が誕生して、初めてこの子が産まれた時に上がった鯉のぼり!











優雅に泳ぐ鯉のぼりは牧場にぴったりな光景で、標高の高い我が家には鯉のぼりと
桜が同時に見れるので、嬉しくって昼食はお花見と鯉のぼり見するほどでした(笑)





そんな喜びと期待を背負った牛さんは、名前に負けないくらいに大きく育ちました!そして、岡田さんの料理、付け合わせの食材、うつわ、全て魂が乗っかったまま、皆様の前に届きます!「鯉のぼり」からパワーをもらって、召し上がったら、体も心もフワッと軽くなって、きっと舞っちゃうと思います。








なぜ、舞っちゃうと思います!まで言い切れちゃうのかと、言いますと、実は先日息子がいるので、なかなか suido cafe さんに行けずに、いつも旦那に任せていたのですが、時間が出来たのでやっと念願のステーキランチを食べる事が出来たんです!もちろん、鯉のぼりを牧場に上げれなかった石坂3姉妹で行ってきました(笑)




 

 

料理を運んで来てくれたのは、我が家でもおなじみ『がんばれ!大山くん』です!我が家にもいるので、他人とは思えない感じで、笑顔がとっても素敵でした。がんばれ!大山くんっ。






 

 

 

そして、運ばれてきた『ゆーちゃん』(先月はゆーちゃんでした)まずは、盛りつけの奇麗さにびっくりしました。
削ぎ落とすという事で本来のうまみを出すという寿司職人ならではのお肉の扱い方!盛りつけや料理の仕方など、本当に美味しくて感動しました。食べながらパワーが出てくる感覚は、ストーリーがあっての「いただきます」ではなく、食べながら「頂いてる」感覚がするような不思議な体験でした!頑張って育てて良かったと生産者として本当に幸せな体験でした。





 

 

産後間もない妹も、赤ちゃんを抱きながらもりもり食べていました。ゆーちゃんパワーが姪っ子まで行くのを見るのも嬉しい感覚でした。






 

 

ランチのレギュラーメニューのカレーも頂いたのですが、騙されるほどに柔らかくとっても美味しかったです!さすがレギュラーを張ってるだけの美味しさでした。










子供連れで賑やかな3姉妹の訪問でしたが、本来は寿司屋さんという垣根なんか一切なく、牧場の3姉妹が育てた牛さんに魔法をかけて、最高のおもてなしをして頂いたような本当に素敵なランチで、私たちに鯉のぼり以上に大きなものを上げてもらった気分でした。ありがとうございました。




ぜひ、  s u i d o    c a f e で鯉のぼりを楽しんでみて下さい。
屋根より高く舞っちゃいますよ!

















 

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s u i d o c a f e  ×  ゆ ー ち ゃ ん

 

 

 

 

 


suido cafe さんにてエミートを使用したランチが始まります。






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suido cafe    本日のランチ

 



8/4(月)からのランチメニューは

 愀嫁聾 渋川市 石坂牧場の恵美さんが育てた牛さんのステーキ』 
                                                         ¥2,000(税別)






内モモ肉限定での仕入れのため、素材が無くなり次第終了となります。






suido cafeについて



( Click! ) →  http://www.sumeshiya.com/cafe


日本全国の特産品を使ったお料理や
郷土料理、郷土寿司を中心としたランチと、
様々な作家によって作られたスイーツや器が楽しめるカフェです。

営業時間

年中無休
11時30分〜13時30分 ランチタイム
13時30分〜17時00分 カフェタイム

※年中無休で営業してはおりますが、
 貸切り予約やイベントなどの場合、
 ランチ、カフェはお休みさせていただくこともございます。
 ご覧のサイトかお電話ににてご確認下さいませ。

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岡田さんとの出会いは3年前、Emeat という個人ブランドがまだ夢だった頃に牧場に遊びに来て頂いた初めての料理人が岡田さんでした。

 

 

 

その後も牧場に遊びに来て下さり、日記に登場した寿司の伝道師である岡田さんが文京区水道で経営するランチやカフェを提供する『suido cafe』です。夜になると完全予約制の『酢飯屋』さんになります。





おかげさまで大好評の suido cafe さんでの Emeat のステーキランチ。その秘密は岡田さんが話していたおいしくなる魔法のかけかたにあるのかもしれません。



穫る人、作る人、使う器、そしてその関係性を知ってる人が食べる事で素材のおいしさは100倍になる。



それはむかしではあたりまえの事で、誰でもできそうだけど、今の時代では全く新しい流通のしくみや、実際に顔を合わせた信頼関係があるからこそできる事だと思います。ましてや鮮度がなによりのお寿司でそれをやっているのが凄いところで、そんな岡田さんが扱うお肉っていったいどんな事になってるんだろう?という信頼に裏付けされた期待みたいな事が好評を得ている理由だと思います。


そして実際に今回はどんな子で、どんな感じだろうと、毎回誰よりも楽しんでる岡田さんの料理、こっちだって楽しみすぎます!




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さて、今回の子は

 




                     『ゆーちゃん』です。


                H24.3.28 生まれの女の子。
         血統:(鶴勝)×(安福栄)×(紋次郎)




『ゆーちゃん』を語るには『ゆーちゃん』のお母さん『ゆたすけ』を語らなければなりません。なぜなら生き写しのように性格も体型もソックリだったからです。『ゆたすけ』は名前の通り、夫の豊が必ず助けるから「ゆたかたすける」→ゆたすけという名前の母牛です。








『ゆたすけ』は我が家の牧場でまるまる太っている母牛でした。産んだ後もそのまるまるした体型は変わらずに必ず双子を疑ったり、まだ種を付けてないのに『この子そろそろ産みそうだね!産む前の覚悟の顔をしてる!』なんて牧場に遊びに来て下さった方に勘違いされるほどのまるまるっぷり!ちなみに写真も産後の体型です(笑)




母牛は種が止まりやすくなるように、そして分娩がスムーズに行くように余計な肉を付けずにシュッとした体型で健康的に管理するものなのですが、『ゆたすけ』はどんなにエサを控えても太ります!そして、だから、決まってこの子は難産になります。難産になると人間が引っ張ったりして介助するのですが、力のいるその役目は決まって夫が担当しています。しかも産むのはなぜかの夫の誕生日付近です。夫は誕生日なのにお祝いのお酒も飲めずに毎年いつも満足に寝ることもできずに『ゆたすけ』のお産の介助です(笑)



そんな手のかかる子ほど可愛いのですが(旦那はどう思ってるかしりませんが 笑 )母牛の健康的な管理でも太っちゃうというのは牛さんにとって、能力の高い何よりの証です!そんな能力を引きついだ夫の誕生日の次の朝方に産まれた『ゆーちゃん』という名前は夫の実家での愛称になります。






そんな『ゆーちゃん』は控えめな性格でボスに隠れながら堂々とではなくちょこちょこと食べるタイプでしたが、やっぱり遺伝は偉大でいつ食べてたの?と疑問に思うくらい見事にまるまると大きくなりました。そんな手のかかる可愛いまるまるアイドル!







ぜひ、  s u i d o    c a f e でゆーちゃんを楽しんでみて下さい。
夏バテなんて『ゆたすけ』の遺伝が吹っ飛ばしますよ(笑)
















 

11:29 | comments(2) | trackbacks(0)

がんばれ!大山くん

 

 


前回の日記にて、suido cafe さんのランチのお知らせを書きましたが、本当に嬉しい事に毎月完売のペースが早くなっていき、今回も販売から1週間も経たずに完売終了となりました。



本当に嬉しく、その度に今回の子はこうだったと岡田さんが楽しそうに連絡を下さって、ほんとうに飛び跳ねるくらい嬉しくなります。今月もそんな連絡をもらったときに、こちらも嬉しい報告がありました。



それは岡田さんが初めて牧場に来て下さったときに名付けてもらった息子さんと同じ名前の『結 -ゆい- 』君はお母さん牛になり、その1産目が岡田さんのお店と同じ名前の『酢飯屋』くん、2産目が岡田さんの次男と同じ名前の『千歳 -ちとせ-』くんで、牛さんは1年に1産するのですが、ちょうど『結 -ゆい- 』が3産目を迎え、大きな良い子が産まれたのでした。



最近はこういう名前の歴史達がなにかしら形になって、この日記でも再び登場するなんて事が起こってきているので、とても幸せを感じています。




詳しくはコチラの日記にて(Click!) →  Emeatにっき  『ヤッホー』









メールで写真を送りますので、ぜひ今回も名付けて下さい!と伝えたのですが、写真を撮ってみるとあまりにも素敵な写真が撮れたので、この日記にアップしてしまいました。ぜひ名前が決まったらこの記事のコメントに書いて頂けると嬉しいです。







という事で、先日に岡田さんから連絡が入り、名前が決まりました!


         


  『がんばれ!大山くん』
2014.6.31生♂ 福華1×安福久×平茂勝



以前、岡田さんになんで「酢飯屋」という事でなくて「岡田大介」という事で活動されてるんですか?と何気なく聞いたところ、「知り合いに寿司職人っていますか?」と逆に質問されました。これまでの寿司職人では後継者が育っていない、だからカウンター越しの寿司職人ではなく、生き様をみせる事で憧れる職業にしていきたいみたいな事をおっしゃってました。寿司職人として真剣さの中に楽しんでる岡田さんの生き様を見て、18歳の弟子がこの子の産まれた次の日に岡田さんの所に入りました。その名も大山浩輝くん!がんばれっ!



同じ事が私達、牛飼いにも言えて、もっと牛さんの魅力だけでなく、生き様を見せて、息子や娘だけでなく、18歳の子が牛飼いやりたい!と言ってもらえるような心構えで牛飼いをしようと刺激をもらった気がします。














『千歳 -ちとせ-』も大きくなり、もりもり食べて成長中です!














 

そして、ここ数年で一番良く撮れた写真の『酢飯屋』くん!
この幸せそうな反芻(はんすう)の姿はなかなか写真で撮れません。素敵すぎる!

 

 

お肉の流通は複雑で、レストランさんなどがリスクを犯して1頭をまるごと買ったりしないと、なかなか牛さん1頭の事を伝えられないのですが、岡田さんが名付けた子が母牛になり、その子の名前はお店の名前で、その子がそのお店に行って活躍する。酢飯屋くんを酢飯屋で!なんていう今のお肉の世界では考えられない事が起こってしまうかもしれません。



そんな事を想像するだけで元気がでます。
















 

 

 

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