カレー販売中です!
なかなか不定期で売り切れ時期の方が長いのですが、久しぶりにカレー販売中です!
この機会にぜひ☆
なかなか不定期で売り切れ時期の方が長いのですが、久しぶりにカレー販売中です!
この機会にぜひ☆
『恵美の育てた牛さんのお肉と岩手のこだわり食材達の炊き込みごはん。』という新商品の紹介を以前ブログで行いました。その時にもうちょっとだけ改良したいんだよなぁと呟いてました。親しい人からは「まだこだわるの?笑」と言われたのですが、それが改良の改ではなく怪になったとしても自分が納得するまでやった方が楽しいじゃないですか。
いや、ちょっと待って!その前になんで岩手?なんで炊き込み?名前がラノベ並みに長くない?という疑問を持った方は、前回の記事にどうぞ!
( Click! ) → Emeat にっき 『恵美の育てた・・・炊き込みごはん』
改良したかったポイントですが、『もっとお肉の味を』『しゃもじで切りたい』『玉手箱感』です。
袋の中身は前回と同じで、岩手のこだわり食材達(椎茸、野菜、油揚げ、等)とすき昆布、エミート、ミニ冊子が入っています。
研いだ2合のお米にお好みの水分で調整し(個人的にはお水は0.5合分少なめかな)
最後にすき昆布をベットにエミートをドン!
鳥もとさんにワガママを言って改良して頂いたのはここです。前回はブロック状にお肉をカットして頂いたものを均等に袋に入れてもらいましたが、今回はカレーのように塊のお肉をドンと乗せたかったのです。多面的なお肉を100g縛りで均等に分けてく作業は本当に大変でブロックより手間がかかります。もしかしたらバラツキがどうしても出てしまうかもしれません。
それでもお願いしたのは、繊細なお肉の味が消えないようにと、エミートカレーのスプーンでお肉を切ってく感をしゃもじでやりたかったのです。そして、個人的に炊き込みごはんの一番の醍醐味は玉手箱感です。重箱を開ける時の浦島太郎のワクワク感。
家族を炊飯器の前に呼びつけてからの「せーの!ドロン!!」で炊飯器の蓋を一気に開け、炊き上がった煙の中に徐々に見えてくるラピュタ感!父さんは嘘つきなんかじゃなかったんだ!ラピュタは本当にあったんだ感です。(カレーの時はインディペンデンスディ、炊き込みの時はラピュタと怪走してるかもしれません笑)
しゃもじでお肉が切れるやわらかさに夢中になって混ぜすぎてお肉が行方不明にならないように注意してください。オススメはお肉をいったん取り出し、他のを混ぜてから茶碗に改めて載せる(カムバックお肉方式)だとお肉をしっかりと味わえます!
エミートを身近に。こんな時だからこそ食卓が明るくなる手助けが出来ればいいなという想いで、冊子やパッケージや袋詰めやらを夜な夜な牛飼い農家がやってますので今回もそんなに数は多くないのですが、ホームページと食べチョクで販売していますので、興味があればぜひ☆
新商品出来ました!!
ラノベのような長いタイトルが気になる前になぜに群馬のエミートが岩手?と思う方は以前の日記『 Emeatカレー製造のとりもとさんを訪ねて 』をぜひお読み下さいませ。
( Click! )→ Emeatにっき『 Emeatカレー製造のとりもとさんを訪ねて 』
エミートとして何か新商品を作りたいなぁというぼんやりした気持ちを持ったまま、夏にエミートのカレーを製造している岩手宮古の「とりもと」さんを訪ねました。すると、代表の小幡さんの無添加へのこだわり、地元に貢献したいという想い、そして何より人柄に惚れ込み、「何か」を作りたいという薄っぺらい気持ちは吹き飛びました。何かではなく「誰と」がやっぱり私達がやりたい事なんだ!大好きなこの人と仕事がしたい!!
そして、出来上がったのが炊き込みご飯です。
二合の研いだお米の上に具材を乗せて炊き揉むだけ
エミートのお肉がたっぷり入っています!
んめー!というリアクションの前に、口に入れた瞬間のリアルなびっくり顔(笑)
という事で、私達最近炊き込みご飯めっちゃ食ってます!
ゴメンなさい。実はまだ販売しません。
ちょうど内祝いとか重なったんで今回は販売せずに全部親しい仲で試作として楽しんで、そしてもっともっと完成度をこれでもかって上げてから販売したいと思います。
その時はよろしくお願いします。
た。に込めたもの、それはこの製造者の小幡勉さんの人柄が出まくった笑顔を見て頂ければ美味しさの秘密は今から書く長文を読まずとも伝わってくるはずです。この笑顔さえ伝えれればこの日記はこの時点で大成功。
とりもとカレーさんでエミートのお肉をふんだんに使ったカレーの製造をお願いした経緯は以前書いたにっき、こちらでお読み下さい。 ( Click! ) → Emeatにっき『恵美の育てた牛さんのお肉カレー。』
Emeatの自慢は扱って下さるレストランの方全てが実際に牧場にわざわざ来てくださって、人と牛、顔を合わせた付き合いでお肉を通してシェフやお客さん通しが仲良く囲んでいるところだと言っている自分にずっとモヤモヤしている事がありました。それはカレーをお願いしてる『とりもとカレー』さんに実際お会いしてない事。牧場から岩手の宮古までは
450km車で7〜8時間。生き物を飼っているのでぷらっと行ける距離ではなかったのでなかなか実現しませんでした。
お盆で実家の山形に帰省するのでそのタイミングで一目で良いのでお会い出来ないかと春先から伝えると「頑張って16時まで来てくれたら工場も見せれる!シーズンでホテルも高くなるしゆっくり話したいから自宅に泊まってけ!子供連れてくるなら翌日海で泳ごう!」と優しい言葉に甘えようやく念願が叶いました!
30年以上前に奥様と大好きなバイクで日本中を旅し、宮古市が気に入って東京から移り住み焼き鳥屋を始める。だからこそ人とのつながりを大事にし、宮古に貢献したいと軽度の障害を持つ方を積極的に雇用する。信頼関係があるからこその叱咤で教育し、焼き鳥屋のただの従業員としてではなく自立という事も考え、カレー専門店『咖哩亭』をオープンさせる。さらにもっと障害を持つ方を受け入れようと日本一小さなレトルト工場の手作りカレーをスタートさせた小幡さん。『とりもと』の由来は「鳥」とバイクの「MOTO」。無添加なら野菜も無農薬無科学肥料にしたいから玉ねぎとニンニクの畑を作ろう。とにかく愛されるカレーを作りたい。
・・・ジャムおじさん。
実際にお会いして、その横顔を見た時に失礼ながら思ったのでした。
こだわりまくった行程と管理、カレーの製造の流れ、実際作ってる従業員さんについて、新商品の構想といろいろ聞きました。そして実際に作ってる方達とやっと会えた!これからもカレーをよろしくお願いしまーーーっす!!
工場を出ようと思った時に冷蔵庫の目立つ張り紙に気づいてジッと見ていると「じゃあ海を案内しますよ!」と言って下さり、明日泳ぐ予定の場所に連れてってもらいました。
当時の3月11日の事、からの事。「チビが今登ってるあの所まで波がきたんだ」
「ははは、子供はなんでも遊び道具、頼もしいなぁ、宝だね」
夕飯は『鳥もと』さんで焼き鳥やホヤをご馳走になり、やっぱりあの絶妙なお肉の火入れ具合はだからか!と納得し、その後仕事を終えた小幡さんと自宅に帰り晩酌しながら、人生や価値観、食や未来について語る熱い時間を過ごしました。
翌日は残念ながら雨で海には行けなかったけど、龍泉洞に連れてってくださいました。
「カレー以外にもウチのお肉でレトルトの美味しいの作って下さい!試作で必要なお肉は言って下さればすぐ送りますんでお願いします!!」と図々しい言葉が出てきました。私は何かを作りたいんではなく、小幡さんと何かを作りたい。旅はどこに行くかではなく誰と行くか。
「ははは。私も忙しいんだよ!忙しくってバイクも乗れない(笑)でも、それ、面白そうだな!」そう笑って頂きました。間違いないカレーといつか何かが出るかもしれないエミートととりもとさんの新商品、ぜひ気長にご期待下さい!!
と長々と書きましたが自社サイトのカレーはとっくに売り切れですが、牧場に見学に来てくださった縁もあって『食べチョク』という流通サイトさんに実はエミートカレーを出しました!カレーを食べたい方はぜひこちら↓
食べチョク 『 恵美の育てた牛さんのカレー4個セット 』
こんにちは。三度の飯よりカレー好き、カレーは飲み物のエミートです。
娘がお腹にいる時に起こった妊婦さんあるあるの「あれが無性に食べたい!」って分かりますか?それは妊婦さんによっては氷だったりポテトだったりいろいろと聞きますが私の場合はカレーでした。検診を終えた足でカレー屋さんに行くので、いったい検診なのかカレー食べる為なのかという精神状態でなかなか外出する事のない牛飼いの私は家を出てましたがカレーのおかげで無事に大きい娘が生まれました(笑)
農家が6次化でカレーを作るのってなにかテンプレートのような気もして今までは積極的じゃなかったのです。私のような小さい農家がお肉を自分で販売するのは「幸せな牛飼い」への1つの手段に過ぎず、怒られるかもしれませんが趣味とかライフワークに近いものがあります。だからこそ妥協は絶対にしないし、楽し長く続けるためという自分の中の軸があるような気がします。
ですから、お肉販売する上で硬い部位をカレーにして販売しよう!という感じではなく今は休んでるジャーキーの時もそうでしたが、「うわっ!もしこれに我が家のお肉を使ったらどうなるんだろう?」というワクワクするものに出会った時に初めて商品化を考えようというスタンスでした。でも実はすでに出会ってたんですよね。
それは、酢飯屋さんがランチ時に出していた『岩手県宮古市の焼き鳥屋とりもとのやわらかチキンカレー』です。
同じくカレー好きな寿司職人が惚れ込んでランチの定番メニューとしてずっと支えてきたカレーです。とりもも丸ごと入ってるインパクト、そしてそれを超えるスプーンでほぐれる絶妙なやわらかさの衝撃、家のカレーとは違うスッとキレのいいスパイス感に隠れる消えてない野菜の旨味!正直惚れました。
酢飯屋さんが仕込んだ焼肉のタレを食べた時もそう思いましたが、誤魔化す為ではなく、こだわって選んで作った単純な素材の持つ掛け算の味。我が家のお肉も絶対に美味しさが掛け算で表現できるカレーだ!と思い、すでにカレーを試作で作ったこともありました。
ジャーキーの時もそうでしたが、誤魔化す為にやるわけではないので良い肉を入れたらどうなるんだ?と素人考えで発注し、見事にお肉が溶けて消えたカレー。肉感はなくなってしまったけど、味はそれはそれは最高でした!そこに若牛の肉感を上にプラスした豪華すぎるカレーは大評判でした。
このランチを出していた酢飯屋さんことsuido cafeさんは移転を機にランチを予約制のお寿司コースのみになったので、あのカレーを恋しく思ってる人も少なくはないと思います。
今では同じく「とりもとさんのカレー」に魅せられた『食のショールームPaRs 』さんがオンラインストアを立ち上げて『とりもも一本カレー』として販売しています。その紹介ページにも書かれていますが、とにかく日本で一番小さいかもしれないカレーのレトルト工場の「とりもと」さんのこだわりが半端ないのです。
素材本来の美味しさを引き出す為に無添加にこだわって作りたいのだが、原材料が難しいので自ら無農薬有機の玉ねぎを栽培するほど。そんな玉ねぎを40kg→8kgになるまでじっくり炒めて甘みを出していたり、手間暇がかかってるお肉への火入れだったり、とにかく凄いんです。そしてなによりお肉を通して小さいながらもこだわってる方々との繋がりがこうやって出来ていくのが楽しくてしかたありません。
牧場の作るお肉カレーなので、お肉の量をこのサンプルの倍にして塊にして下さい。というわがままに快く答えてくれて、時には単価を逆に心配されたりしましたが、販売とかはともかく、一番このカレーを食べる気でいるのは私ですので(笑)という言い分で作って頂きました。「けっこう火入れ大変なんだよ?」という言葉に感謝しかないと感じたお肉の絶妙なやわらかさと味!!
カレーから飛び出す塊のお肉はインディペンデンス・デイの宇宙船を初めて見た時のような衝撃でした(笑)お肉カレーという言葉にまったく引け目を感じないナイフが必要なお肉カレーです。
こんなにも贅沢にお肉を塊でお願いしたのはカレーにすることで愛情込めて育てたお肉が誤魔化されるのではなく、とりもとさんのカレーだとお肉がカレーで引き立つんだと感じたからです。
すでにいろいろと試しながら食べていますが、塊のお肉が入ってますので通常の湯煎よりも長めの方がいいと思いました。でもたった8分であのカレーが手軽に食べられるかと思うとぜんぜん短く感じます。
値段は 864円(税64円)
4個までなら全国一律360円のレターパックにて発送します。
販売は『 Emeatオンライン直売所 』←( Click! )にて始めようと思います。
が、次にアップする記事でカレーがお得になる企画も計画中ですので、販売日はその記事が出てからオンライン直売所でスタートになります。乞うご期待です!
販売予定のものが日に日にどんどん減っていきます(笑)