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Re:Action × Ume+ / SARU × Ume+


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前回の日記で書いた杉浦夫婦の結婚披露宴に『酢飯屋ちゃん』を使って自身が体験した事を自分の為に集まるたいせつな方々にも体験してもらいたい!という嬉しいご提案を実現すべく、式の限られた時間でおそらく伝えるキーとなるのは映像だと思いました。

 

 

映像と言ったら、「 食 材 魂 」というコンセプトに何度も現場に足を運び、メッセージではなく、作り手の想いを映像化していく映像のプロ『 Ume+(ユミタス) 』



しかし、彼らは世界2週してるほどのフットワークの軽さや、仕事というより自分の生き様としての活動をしてる人達なので超多忙ですし、自分と関係性の薄い仕事は基本受けません。こちらで映像を用意するんで差し込みとかしてくれないかな?肉で!とお願いしたところ、基本やりませんが、労働の対価がお金じゃないという所も含め、今回の出来事が食の可能性を広げるってことで多忙な中、快く引き受けてくれました。




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さすが、エミートと共に歩んできた事もあり、すぐに意図を理解し、映像のプロって感じで100%私達を自由に泳がせつつ、楽しみながら汲み取っていきます。














 


 

 

 

 






タイミングを逃して今になってしまったのですが、実はユミタスは都内初の若牛や現在唯一、エミートを常時食べられる東京学芸大の『 LODGE BISTRO SARU 』さんとの映像も手がけています。












最初にユミタスが SARU さんのお店でエミートを召し上がってくれた時の感想を今でも忘れられません。



美味しいを超えて嬉しいになり、感動を超えて驚愕し、通いたくなるを超えて働きたくなるお店で、エネルギーを噛み締めていく感動がありましたと。そして、もっと私達にとって嬉しい言葉が、第一声でした。




「安心しました」



Emeat が 扱われたお店に足を運んで食べた一言目が「安心しました」ってこれ完全に同じチームですよね。一方的にこういう意図の映像を作りたいから素材を集めるという従来の取材ではなく、年度も通って理解しあったからこその感想ですよね。本当に嬉しかった感想でした。


















 

 

 

 

 

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Emeat × Ume+(ユミタス)

 



 

 

 

由利 仁さんと、井口 友希さんが『食材魂』をテーマにした映像プロジェクト『  U m e + 』 ユミタス。



あなたを満たす、あなたと私を繋ぐ。



この活動の中心にあるのは、あくまで2人の生き様です。
実際に世界を何周もしているような好奇心の塊とフットワークの軽さを持っている2人の人生のテーマは「旅するように日常を生きる」という事。それは、ただ好奇心に任せて世界中を旅する事ではなく、旅をしてる時に感じる、そこにある日常が実はスペシャルな事だという感覚や魅力の再発見、つまり『気付き』がある事での毎日がスペシャルな日常を生きる!という生き様にあります。

 

 

そんな2人が注目したのは、日常の中に埋もれている『 食 』でした。

 

 

 

コンビニに行けば何でも買える世の中で、『 食 』を選ぶ判断は価格や産地やブランドだけど、そもそも胃袋を満たす為だけが『 食 』でいいのか?心も満たすのが本来の『 食 』であれば、「生産者の想い」も判断基準にならないだろうか?「想い」。それを伝えるのは「言葉」は不便なツールだから、映像で繋げていきたい!それが『 Ume+』という2人の映像プロジェクトです。



『 食 』や『いのち』に関わる生産者は言葉では収まらない事が日常で起きます。分娩、出荷、死という大きなイベントではもちろんですが、日常の中にもさまざまな言葉では伝えきれない事がたくさんあります。そこで2人はすでに『 料 理 』という創造で「胃袋だけでなく心も満たす食」を伝えている寿司の伝道師『酢飯屋』の岡田大介さんに出会い【 食 材 魂 】という共通意識を持って『 Ume+』の活動がスタートしました。そして、最初の題材として紹介して下さったのが、Emeatだったのです。






 

 


私達が撮りたいのは、テレビ的に良いとされる出荷や出産のドラマチックなお涙頂戴ではなく、石坂牧場の日常にある事が消費者からすれば当たり前じゃない部分です。そして、私達が発信したいのはネットで検索すれば出てくる情報ではない部分といいますか、言葉になる「メッセージ」ではなく、言葉にならない「想い」ですので、まずは何よりもお互いの信頼関係を築いていきたいです!
もちろんその為には勉強しながら何度でも通いますし、カメラも特に回しません、そして「想い」は常に変化しますので、TVのような一回だけの撮影でイメージを作るのではなく、常に更新して行きましょう!その為には努力は惜しみません。すでに2人は殺人的なスケジュールの中、半年ですでに5回も牧場に足を運んでくれています。










 

 

最初に牧場に来て頂いたのは2014年の夏。私が牧場というか牛さんを案内し、現状や夢を聞いてもらってその日は終わったのですが、なんとその足ですぐに東京に戻り、エミートを扱っているレストランを訪れ、説明を聞いた時の熱が冷めないうちにお肉を食べる!という事をして頂きました。その時に食べた時のこれまでに体験しなかった感覚、言葉で説明を聞いて食べる時の道徳的な「いただきます」ではなく、お肉を食べる事で満たされて身体にパワーとなっていくような「ありがたみ」から来る「いただきました」の体感。自分たちが実際に体験した事を映像というツールを使って、たくさんの人に体験してほしい。それがエミートとユミタスのテーマになり、撮影が始まりました。











実際に天気は映像に関係ないし、大切なのは作り込む事ではないのですが、どうしても石坂牧場は晴れしか想像できなくて、妥協の要素は残したくない!と、撮影日の変更を重ね、とうとう最初の撮影がスタートしました。



最初のカットは私達の手でした。生産者の顔や言葉、食材の魅力ではなく、生産者の手。そして撮影しながら飛んでくる質問の質の高さにびっくりしました!物言わぬ牛さんと向き合って、複雑な流通形態の中で、理解されにくい孤独な面も私達は持っている中で、ここまで踏み込んできてくれた事が嬉しかったです。私達は信頼しきって、いつものように作業していましたが、しっかりと言葉の行間の部分にある「想い」を映像で掬っていただきました。




お店で食材に出会うだけでなく、食材からお店に出会う。食材に出会って、お店に出会って、シェフに出会って、器に出会う。その関係性を知って召し上がる事で、胃袋だけじゃなく満たされる魂。



前置きが長くなりましたが、そんな 『 Ume+ 』の記念すべき第一弾、Emeat の映像は下記のリンク先のページで見れます。




 

 




( Click! )→ SHOKUZAI TAMASHI         『 Ume+ 』×『 Emeat 』

 


 

 

 

 

 

 






新しい視点を持っている2人の出会いは新鮮で、私達が思いも付かなかったアイデアをたくさん頂いています。映像と食材をセットとして伝えていく新しい料理のカタチ、それはレストランに限らず、旅館、ツアー、ブライダル。サプリなんかを超えるアスリートとの食材コラボレーション。構想は無限大です。


エミートだけでもすでにいくつかプロジェクトが動いていますが、ユミタス自体も次の食材のプロジェクトへと動いています。すごい人達ですので、これからいろんな所からひっぱりだこになると思いますが、2人の活動の根源は利益やステータスではなく、他人から干渉されない妥協しない「生き様」なものですから、ホンモノを求めて、食材を2人でじっくり選んで、楽しみながら進んでいくと思います。これから『食』に注目している方は『 Ume+ 』から目が離せませんよ!

























 

 

 

 

 

 

 

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